エスプリ・ドゥ・フーケ 様 (神戸市中央区)
西洋菓子処フーケの創業は1970年。
創業社長の上野庄一郎氏は兵庫県洋菓子協会の副会長をされており、
現在の神戸洋菓子界を導いてこられた重鎮です。
そして、弊社がお仕事をさせていただくようになったのは1998年頃。
以来、パッケージデザイン、パンフレット制作、ディスプレイ、店舗デザインを
数多く手掛けさせていただく中で、旗艦店である生田店活性化の課題を頂きました。
生田神社の鳥居の前にあるこのお店は、東急ハンズや地下鉄の駅に隣接し、人通りの絶えない好立地ですが、若い女性が入りにくいお店になってきていたため、新ブランドをご提案させていただきました。
ブランドコンセプトは、神戸の中心地、SANNOMIYAをバックグラウンドに、
スタイリッシュでファッショナブルなパティスリー。
和魂洋才をコンセプトとする西洋菓子処フーケと違うポジションを取ることで、
お客様の層を広げることが目的でした。
したがって、生ケーキも焼菓子、半生も全てエスプリコンセプトに基づいた商品開発をし、
価格帯や量目も従来とは一線を画すものに仕上げていきました。
また、ギフト商品の販売比率を高めるため、生ケースを最後方に配置し、
ギフトケースを入口付近にレイアウトしたことで、結果的に売上もリニューアル前の1.8倍にまで伸びています。
1F ショップ
2F カフェ
ビジュアルボード
オープン時に配布したフリーペーパー