浜田醤油株式会社「ビジネス拡大のためのリブランディング」

熊本醤油蔵のロケハンLocation Hunting

熊本から世界へ発信するためのブランドとしての優位性を発見するため、現地取材からはじめ3ヶ月程度の期間に何度かのロケハンをさせていただき、いくつかの圧倒的なポテンシャルの再発見につながりました。

国の重要文化遺産に指定されている浜田の醤油蔵は、200年を経た現在も元気に稼働していました。
この他にない唯一のUSPをメインに印象強いキーヴィジュルとしました。

長きにわたりお客様の要望を切に受け止めながら都度製品を開発してきた背景があり、これまでに増え続けたアイテムの多さが、ユーザーの選択時にストレスを生んでいる状況となっていました。
格製品の量やグレードを再度明確にし製品のヒエラルキーを可視化することで、よりスムーズな選択の流れを実現しました。

黒ラベルのプレミアムラインに対し、白ラベルのレギュラーラインにすることで、パッケージコミュニケーションをはっきり差別化しています。
業務用C&Cマーケットにも同様、グレードに応じたラベルが施された大容量製品が並びます。

旧パッケージの資材がなくなり次第の切り替えとなった、採用前と採用後との比較です。
プレミアムアイテムとレギュラーアイテムがアソートされることで、お料理時の使い分けによる使用頻度のアップなど、リブランディングの効果と結果を得ることができました。

百貨店さま向け、特別な冬のギフトセット。
期間限定のアイテムもとして採用されたパッケージです。

200年蔵には、どこから説明すべきか迷うほどのたくさんのコンテンツが詰まっていました。
まずはイントロとしてその雰囲気だけをイメージでお伝えいたします。
自慢の製品、「和」はもちろん、「洋」にもそのポテンシャルを発揮する代表レシピと一緒にご紹介します。

甘口の熊本醤油の特徴を活かした、プロ向けのアイデアレシピを30秒以内の動画に納め、サイトからいつでも閲覧できるプロモーションを実施。レシピは初回6メニューで、どれもワインバーや和風ダイニングなどのプロ現場でも即お使いいただけるよう、簡易なオペレーションと味のクオリティーを開発しました。

梅田阪急で行われたイベント参加を通し、プロモーションの企画運営をサポートしました。
熊本醤油とワインとのマリアージュをお楽しみいただき、熊本の浜田醤油を認知いただくためにフードスタイリストによるレシピ紹介と試食〜貴重なペアリングを体験いただきました。